うどん県旅行記(1)

2011年8月、管理人は初めて四国地方へ足を踏み入れました。行先はうどんで有名な香川県。そこで色々な物を見、色々な物に触れて来ました。旅行記の1ページ目となるこのページでは、行きのサンライズ瀬戸号乗車シーンから、高松駅到着までの行程をお見せしたいと思います。


 

三鷹駅を20:37に出る快速東京行で、東京まで出る計画を立てていた管理人。しかし夕方ラッシュ時の遅れが波及し、その電車が三鷹を出たのは20:43。旅の初めはちょっとした波乱からスタートしました。
吉祥寺、西荻窪、荻窪…と停まっていく間にジワリジワリと増える遅れに焦りながらも、電車は東京駅に21:14に到着。定刻では21:09着ということで、5分延での到着でした。
ここで今回同行する面々と合流し、21:48のサンライズ瀬戸号入線までしばらくヒマを潰します。

21:40を過ぎた辺りに9・10番ホームへ上がると、丁度サンライズ号の接近放送が流れているところでした。辺りにはサンライズ目当ての撮り鉄やサンライズに乗車する客がちらほらと見られ、近距離利用客が電車を待っている隣の7・8番ホームとは違う雰囲気を醸し出しています。

 


そして21:48、サンライズ出雲・瀬戸号入線。入線と同時にドアが開き、続々と乗客が乗りこんでいきます。先頭車や方向幕の辺りでは記念撮影をする姿もちらほら見られました。管理人は乗車したのはJR東海所属の285系3000番台。3000番台はJR西日本所属の0番台とはほとんど差異が無く、車号が国鉄車両と同じ字体で書かれている位しか違いが見当たりません。

22:00、列車は定刻に東京駅を出発しました。これから高松到着までの約9時間40分、この電車にお世話になることになります。

 

大船通過
列車はその後横浜に停車し、少し乗客を増やして発車。その後大船駅では先行している普通電車を追い抜き、小田原駅では先行していた小田原止の電車を横目に快走します。
横浜の次の停車駅である熱海までの間、日が出ていれば所々で海を見ることが出来ますが、夜ということもあって真っ暗なだけで何も見えず。熱海には既に運行が終わっている伊東線の電車が留置されていました。

熱海を過ぎJR東海区間に入ると、列車は沼津、富士、静岡、浜松と停車していきます。富士停車まではラウンジで喋っていましたが、富士停車が23:54と0時に近くなってきたのでそこでお開きに。
そこで寝付こうとした管理人ですが、ポイント通過音やジョイント音、駅通過の際の蛍光灯の灯りのせいであまり寝つけず。結局高松まで十分な睡眠は摂れませんでした。

浜松を出ると、豊橋、名古屋、米原、大阪で乗務員交代の為運転停車します。その際の停車のショックや蛍光灯の灯りでも度々起きてしまい、その度に携帯を開いて現時刻を見るというパターンが続きました。豊橋、名古屋では夜間留置されている車両が見受けられた他、JR東海の区間では沢山の貨物列車とすれ違っていました。

 

淀川
名古屋停車後、奇跡的に1時間半も眠りにつくことに成功。4時頃の京都通過まで一度も起きませんでした。京都〜大阪間では始発の時間が少しずつ迫っている事もあって、駅構内の灯りが付いている駅も散見されました。

4:28、淀川を通過します。先行の貨物列車が遅れていた影響で、この時点で4分ほど遅れて運転されていました。そして大阪停車。出発前の207系電車がドアの動作点検を行っている様子が見られ、駅のホームにも乗客が少しだけいる様子が見られました。

 大阪を出て快調に飛ばしていた電車ですが、三宮を過ぎた辺りからノロノロ運転となり、神戸駅付近で停車。尼崎〜立花間で踏切の非常停止ボタンが押されたとのことで、遅れが8分に拡がってしまいました。

 

明石海峡大橋
5時を過ぎた辺りから車窓に海が見え始めます。この時間になると日も出てきています。5:07頃には明石海峡大橋の真下を通過。しかし海が見られるのは少しだけです。そして5:14頃、西明石駅を通過。

西明石を過ぎると、車窓には畑や溜池が多く見え始めてきます。

 

姫路
5:32、遅れを1分取り戻して姫路駅へ到着。隣のホームにはサンライズの到着を待つ普通電車の岡山行きが停車中でした。乗降もまばらに、すぐにサンライズ号は岡山へ向けて発車します。

岡山には6:33に到着。さらに遅れを1分取り戻したようですが、まだ6分延。岡山到着時に、しきりに車掌さんが「乗り継ぎの電車とはちゃんと連絡が取れるようにお願いしてあるから大丈夫」と言っていたのが印象的でした。まるで新宿線所沢駅のようです。

管理人は岡山到着直前から寝ていた為見ていませんが、ここでサンライズ号は瀬戸号と出雲号に分割されます。岡山から先は瀬戸大橋線へ入りますが、瀬戸大橋線は一部単線で交換待ちが必要な為、ここで遅れが増大してしまいます。

 


7:12頃、電車は瀬戸大橋へ差し掛かります。 瀬戸大橋線の単線区間と先行列車の影響で、せっかく取り戻した遅れが増大し15分延となりました。本来ならこの区間で120キロ運転が出来ますが、電車が詰まっているのか90キロ程度しか出ていないようでした。

坂出には7:24に到着。隣の多度津方面のホームには、121系2両の普通電車がサンライズ接続待ちで停車中でした。四国島内ではサンライズの遅れが特に他の列車に影響している様子は無く、先程の普通電車も定刻通り運転されているようでした。

 坂出を出ると、サンライズ号は先程までのヌルい走りっぷりとは一変、猛スピードで走る様になります。丁度沿線では順光なのか、サンライズ目当ての撮り鉄を何人か見かけました。沿線には溜池が多く見られるようになり、香川に来たことを実感させてくれます。

 

写真は別の日の物を代用
7:41、14分遅れで高松へ到着。電車を降りた途端、暑さと湿り気と潮の匂いが体を包みます。ここで宿泊するホテルに荷物を預け、小豆島へ行くフェリーの時間まで朝食の時間となりました。

 


(2)のページでは、小豆島の旅行記をご紹介します。


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