うどん県旅行記(2)

2011年8月、管理人は初めて四国地方へ足を踏み入れました。行先はうどんで有名な香川県。そこで色々な物を見、色々な物に触れて来ました。旅行記の2ページ目となるこのページでは、小豆島訪問時の行程をお見せしたいと思います。


 

高松に着き、とりあえず朝食を撮ろうと駅周辺を見回しますが、目立ったお店が何も有りません。駅の中にはロッテリアも有ることには有りますが、「香川まで来て……ねぇ?」という気持ちが皆強く、結局「連絡船うどん」という立ち食いの讃岐うどんの店へ入店。

 

かけうどん
「冷たいの有りますか?」という管理人一行の問いに、「かけは有る」とのお答えを頂きかけうどんに即決。本場の讃岐うどんはコシが強く、はな●るうどんとは違って中々美味しかったです。本当なら味わいたい所ですが、時間が迫っている為さっさとうどんを流し込みます。

そして高松港で、小豆島土庄港行のフェリーの切符(670円)を購入。待合室は管理人と同じフェリーに乗る乗客で賑わっていました。出港時刻の15分前となる8:45、フェリーに乗る車の積載が終わり乗客の乗船が始まります。周囲は讃岐弁や関西弁を話す人ばかりで、トーキョーモンの管理人は完全に浮いていたようです。

9:00、フェリーは定刻に高松港を出港しました。

 


ゆっくりと岸壁を離れたフェリーは、次第に速度を上げていきます。船の案内放送が一通り終わると、周囲は乗客の話声とエンジン音しか聞こえなくなります。管理人のような観光客も居れば、ずっと勉強している人も居たり、島に戻る道中のような人もいました。

船は瀬戸内の沢山の島々を望みながら、ゆっくりと進みます。途中で後から出た高速船に抜かれました。瀬戸内の海はよく言われるように波も静かで、潮風も気持ち良く感じられます。「瀬戸風味」っていう美味いふりかけが有る位ですから、良い環境なのでしょう。

 

土庄町
10時前になると船内に、小豆島に到着する旨の放送が流れ乗客が出口の方へ移動し始めます。画像は今回上陸する「土庄(とのしょう)」の街並みです。右の白いタンクから中央左辺りの緑のクレーンまでが、管理人御用達「かどや製油」のごま油工場です。フェリーが着く土庄港は画像左に有ります。

さて、この土庄港、小豆島では最も規模の大きな港で、島内各地からバスがこの港へ集まってきます。ということで船の便も格段に多く、しかも高松だけでなく岡山への便も有るのです。

 船は定刻に土庄港へ到着。フェリーに乗っていた車と一緒に、管理人も小豆島に初上陸します。ここで管理人は「小豆島オリーブバス」の「映画村行」か「南廻り福田港行」に乗らなければいけないのですが、バス停が判らずたどりつけないという事態に直面。頑張って探した所、バスが停まっているのが確認でき何とか乗車できました。

10:10、映画村行のバスは発車。4つ分くらい(と言ってもバス停間の距離が長く、歩くのはきつめ)先の「土庄本町」バス停で下車します。ここまで150円。ここから第1目的地へ向けて歩きます。

 


目的地への道中で見かけた光景。何だか凄くのんびりしていて、しかも夏っぽくてとても良い風景でした。小さな漁港というのは、当たり前ですが西武沿線では見られない光景です。

 

エンジェルロード
バス停から徒歩15分、最初の目的地「エンジェルロード」に到着。干潮時に画像中央右側の砂地が現れ、奥に3つある島へ歩いて渡れるのですが、何やらその砂地の中央でカップルで手を繋げば恋が成就するらしく、カップルの姿が見られました。ただ、家族連れや普通の観光客の方が圧倒的に多く、普通の観光地として考えたほうが良さそうです。

勿論管理人一行も歩いて渡ります。手は繋ぎませんが。

 


2つ目の島から瀬戸内海を望みます。波も静かで島も多く見え、瀬戸内に来たことを実感させてくれます。この2つ目の島までには岩場が多く、サンダル履きでは歩けなさそうでした。

この後、海の水を申し訳程度に触り、島の岩に出来た穴をくぐって、それから第2の目的地へ歩いて向かいます。時刻にして10:55。

 

ギネスブックに掲載されている…らしい。
第2の目的地は「土渕海峡」。土庄地区と渕崎地区の間に有る事から名が付いたこの海峡は、「世界一狭い海峡」としてギネスブックに掲載されています。幅は最も狭い所が9.93メートル。しかし画像に写っている所が最も狭い訳ではなく、最も狭いのは管理人がこの写真を撮っている橋の真下なのです。

100円で「海峡横断証明書」を、海峡の隣にある土庄町役場で発行してくれるようですが、時間が無いのでパス。バスで次の目的地へ向かいます。

 


まだまだ小豆島の旅行記は続きます。続きは(3)へどうぞ。


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