近鉄名古屋9:41発の急行松坂行電車に乗り、快適なクロスシートの車両に揺られること28分。電車は三岐鉄道三岐線を横目に近鉄富田駅に到着しました。
近鉄富田駅から徒歩約6分、JR関西線の富田駅に到着します。そこの近くの三岐鉄道本社でダイヤグラムを購入した後、少し東へ歩くと下のような車両が。
このページで特集した751系の部品取り用車両・旧西武新101系237Fのモハ238-クハ1238。あちらこちらに西武鉄道時代の面影がそのまま残っていますが、扉が交換されていたり錆が酷かったりと西武時代には見られなかった姿を見ることが出来ます。
※上の画像は私有地で許可を得て撮影したものです。
近鉄富田駅へ戻る途中、セメント貨車の受け渡しの為JRの富田駅へ三岐鉄道の電気機関車が到着しました。三岐線の機関車はED45型の一種類だけが9両在籍しています。←富田 ED454+ED456 でした。
一部の車両は新造車ではなく、別の私鉄からの譲渡車となっています。
近鉄富田駅へ戻り、「三岐鉄道1日乗り放題パス(大人1000円、子供500円)」を購入。11:14発の西藤原行101系(元西武401系)に乗車し、北勢中央公園口駅へ向かいます。
北勢中央公園口駅で下車。この駅は13年前に「大長駅」が移転・改築され、自転車をそのまま車内に持ち込める「サイクルバス」のモデル駅として再開業した物(以上 北勢中央公園口駅紹介ポスターより)です。上の車両が「101系」です。写真でしか見た事のない車両を目の当たりにして、管理人はかなり興奮気味でした。
涙が出るほど夏っぽい風景の中を、←富田 ED452+ED457+セメント貨車16両 が通過します。ここに限らず、三岐線沿線には涙が出るほど夏っぽい風景を沢山見ることが出来ます。普段は雑居ビルか住宅地、そして窮屈そうに存在する畑の中を通り抜ける写真しか撮っていないだけあり、なかなかインパクトのあるものでした。
北勢中央公園口駅から乗車した801系(元西武701系)の車内は、これでもかと言わんばかりの西武臭のするものでした。茶色のモケット、4連窓、太い仕切り棒、、幅広の貫通路、そして薄いピンクの化粧板…現在このような車内を西武線では見ることが出来ませんが、多摩川線の101系では似た姿を見ることが出来ます。最も、そちらも残り8両のみの存在で、2010年度で完全に消滅してしまう予定ですが…。
この電車で丹生川駅へ向かいます。
丹生川駅から南東へ徒歩約6分。目の前には上の写真のような開けた土地が姿を表します。こういう場所が大好きな管理人は既に感性が死亡済み。もう夢中になってシャッターを切っていました。この場所で何枚か撮影した後、画像の真ん中に延びる道を進み有名なアングルの場所へ向かいます。
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