うどん県旅行記(3)

2011年8月、管理人は初めて四国地方へ足を踏み入れました。行先はうどんで有名な香川県。そこで色々な物を見、色々な物に触れて来ました。旅行記の3ページ目となるこのページでは、小豆島訪問時の行程をお見せしたいと思います。


 

先程の「土庄本町」バス停に戻り、11:25発の「映画村」行きバスに乗車。約20分バスに揺られました。そして11:45に「オリーブ公園前」バス停に到着。ここまで480円。バスからも十分に海を望めました。

 

小豆島オリーブ公園
バス停からは箱根登山鉄道並みの急勾配を歩き、「小豆島オリーブ公園」へ到着。名前が示す通りこの公園には大量のオリーブが植えられている他、この地でオリーブ栽培が始まったことの記念碑が有ります。その他にも道の駅や「サン・オリーブ」という天然温泉・レストランも有り、観光客で賑わっていました。

本当はここで「オリーブソフトクリーム」なるモノを食そうと思いましたが、財布と相談して我慢する事に。

 


小豆島訪問の写真の個人的ベストショット。オリーブの実とオリーブ公園のオブジェ、そして瀬戸内海(内海湾)が綺麗にフレームに入ってくれたと個人的には思っています。

小休憩をとった後、オリーブ公園を後にし先程のバス停へと向かいます。乗る予定の「南廻り福田港」行のバスは2分遅れで来ました。次の目的地である「安田」バス停まで、約10分・270円の乗車です。

12:40頃、安田に到着。バス停の目の前にある「瀬戸よ志」という佃煮屋の中の食事処で、昼食とします。管理人は何を思ったか、肉が入っていない「木の葉丼」を注文。美味しかったので良かったですが。

さてここからが多少苦痛な区間に。バスが無いため、次の目的地の「マルキン醤油記念館」までは約20分炎天下のもと歩かなければなりません。距離にすると1.5キロと大したことは有りませんが、暑さが有る為精神的ダメージが襲ってきます。それでもちゃんと到着できたので良かったですが。

 


13:30、マルキン醤油記念館に到着。周囲は醤油の匂いが漂っていて、まるで千葉の野田のようです。

マルキン醤油(社名はマルキン忠勇)は小豆島の醤油産業を象徴する会社です。醤油記念館では醤油の作り方やマルキン醤油の歴史が見られますが、注目すべきはその建物です。昔使っていた工場をそのまま利用している為、あちらこちらに工場として使われていた当時の痕跡が残されているのですね。ちなみに建物自体は国の有形文化財に指定されています。

一通り見学した後は、この記念館限定の「醤油ソフトクリーム」を食すことに。しょっぱいのかと思ったらそうでもなく、程良く醤油味がする程度でした。写真を撮ろうと思ったのですが、外が暑すぎてすぐ溶け出してしまった為撮れず。ここで休んだ後「丸金前」バス停から池田港までバスに揺られ、帰路へ就きます。

あちこちが日焼けして、少しヒリヒリし始めました。

 


15:10に池田港に着き、高松までのフェリーの切符(670円)を買います。帰りに乗るのは「キリンとパンダの国際フェリー」(冗談ではなく、本当。バスの自動放送でも「次は、池田港、池田港、キリンとパンダの〜」と喋っている)です。待合室では「山田太郎ものがたり」の再放送をやっているようでした。

15:30、朝とは違って空いているフェリーは、短く汽笛を鳴らしながら池田港を出港していきました。たった5時間半しか居なかった島なのに、島を出る時には何か感慨に浸っていた自分がいました。

 


次の(4)では、こんぴら参りの様子をご紹介します。


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