夏の三岐線(3)

三岐鉄道三岐線、そこは単なるローカル線ではなく、現在も16両のセメント列車が走る今では珍しい私鉄線です。2010年夏、遂にその「三岐鉄道」を遂に訪問する事が出来ました。ご存知の方も多いと思われますが、この三岐鉄道の「三岐線」は営業用車両の全てが「西武鉄道の中古車」ですので、ここを訪問する事が長年の願望でした。

ここでは、ミニトリップ形式でいくらかのページに分けてご紹介したいと思います。


 

丹生川駅14:26発の近鉄富田行に乗車し、保々駅へ向かいます。乗った車両は101系、本日2度目です。ちなみに三岐線は線路が異常に上下していて、よく縦に揺れます。

 

保々駅
保々駅にて。左のED453+ED458+タキ16両は、右の車両の出発後すぐに東藤原へ向けて出発します。保々駅にはCTC(=指令)センターが併設されています。

 

ED453+ED458+タキ1両
保々駅東側に有る保々車両基地。三岐線の全ての車両がここに所属しています。管理人が訪れた時には、801系・851系(元西武701系)・751系(元西武新101系)と機関車3両が留置されていました。その内751系と機関車1両は検査中だったようです。

※以下すべて基地敷地外から撮影

 

751系
検査を受けていた751系。優先席ステッカーは西武時代のままです。工場の周辺にはおびただしい数の車輪や予備用の乗務員室扉など、中々面白い物が沢山置いて有ります。

 

ED459
こちらも検査を受けていたED459です。コンプレッサーの試験を行っていたようです。このED459の入る蔵の前には、何かのホースを拭いているおばちゃんの姿が有りました。ここの基地は西武線の武蔵丘や小手指の基地とは違って、雰囲気的に温かみが有ります。

 

基地東側
「これぞ三岐線」という様な並びです。左からED451、851系851F、801系801Fです。851Fの奥はおそらく803Fだと思われます。背景の山も三岐線の走る地域を表しているような気がします。

 

近鉄富田駅
保々15:39発の近鉄富田行に乗車し、近鉄富田駅へ戻ります。富田駅の三岐側出口は2008年に改築され、上のようにクジラをデザインした駅舎に変わりました。

その後富田16:17発近鉄名古屋行き急行に乗車し、帰路へ着きました。

 


いかがでしたでしょうか。三岐線は中々ファンにとって面白い路線であると思います。
皆さんも、ぜひ三岐鉄道三岐線を訪れてみてはどうでしょうか。


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